速読王国へに帰ります
前のページに戻ります
みそは偽善者？
お前さんは「偽善者だ」と言うメールを頂きました。メールを下さった方、ありがとうございます。
別に偽善者でも良いのですが、いくつか言いたいことがあるので、はっきり言っておきたいと思います。
まず、メールをくださった方の様に思われる事にはいくつかの原因があると思われます。
第１に、私は自分が否定的なスタンスをおく教室に対しても、このホームページではほとんど批判していません。この理由は、私が自分と異なるスタンスの教室でも、それが間違っているとは思っていないためです。自分と違う方法論をとる教室を頭ごなしに批判できるほど、私は偉くもないし、立派な人間でもありません。
また、私が例え自分と違う立場の教室でも、私は多くの先生たち（会ったこともありませんが）を尊敬しています。やはり、ある方法論を最初に明らかにすると言う事は、非常に勇気もいることですし、それだけでも立派なことだと私は思うからです。
次に、そのせいか、多分この方は私がどの教室に対しても本当の事を言わないで、仲良くしようと思っていると考えているのでしょう。まあ、別にそれはそれで構わないのですが。根本的に、物の考え方が違うのですから、それはしょうがないことです。
私は少なくともこのホームページに関しては、私と違う立場をとれば、それは真実ではないと思っています。別に嘘を書くつもりはありませんが、万人にとって正しいことなどないと私は信じています。
立場が変われば、見え方も変わるのであり、速読なんて言う本の読み方に関して、様々な考え方があるのは、ある意味当然の事だと言えるでしょう。 だから、私は誰がどんな本の読み方をしようが、それを批判しようとは思わないし、別にその人の自由だと思っています。
以前、ある掲示板でも発言しましたが、それこそ水中クンバカでも始めない限り、別にその人の自由だと思います。
また、人の本の読み方をガタガタ言う事自体が「野暮な事」であり、「お節介」であると私は思っていますので、別にどの教室がどんな読み方を売り込もうが、それはその教室の自由であり、ましてその教室が一定の成果を上げているならば、それは素晴らしいことだと私は考えています（少なくとも、成果を上げた人にとっては、その方法論は素晴らしい物なのですから、それはそれで結構な話です）。
ですから、そのような私の立場を悪いと言うならば、それはその人の考え方として尊重したいと思いますが、それは自分の心の中にしまっておく事だと思います。偽善者にむかって、偽善者と言うほど愚かな事はありませんから。
ところで、私はこのホームページにしても、私見にすぎないのですし、まして「便所の落書き」に過ぎないのだから、自分で必ず確かめてほしいと日頃から述べています。私がここで提供したいのは、選択肢の一つに過ぎません。情報が多くあるほど正確な判断が可能となるとは一般的には言えますが、それは所詮床屋談義と同じレベルのお話に過ぎません。つまり、最終的に頼りになるのは、情報の真偽を確認する皆さんの目であり、直感だと思います。
ですので、必ず、私が書いたことにしても、「自分にとって正しいことと言えるのか考える事くらい」はしていただきたいと思います。皆さんが素直であるべきは、皆さんが通われている教室のインストラクターに対してであり、私に対してではありません。私に対し操を立てる必要はありませんし（私もきれいな女性に誉めてもらえるのは、嬉しいですが）、そんな事はしても無意味です。判断をするのは、皆さんであり、このホームページでも度々述べている様に、皆さんがどの教室を選択すべきかは、自己責任で行われるべき性質のものでしょう。
と言うことで、私が偽善者かどうかは、多分メールを下さった方のご指摘の様に偽善者なのかもしれませんが、「便所の落書き」を全て「鵜呑みにしなさんな」と言うのが、私からのメールを下さった方に対する答えだと思います。
目次に戻ります 前のページに戻ります
もっと読んでみたい
