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受講料はなんで高いの?

 

そうですか。高いですか。

この質問も、メールで頂いたものです。以前も言ったのですが、確かに、速読教室の受講料は安い物ではないですよね。速読教室としてもぼろ儲けしようとは思っていないと思います。

だって、ぼろ儲けするほど人が集まるような業界ではありません。

速読業界は。 ある意味、悪循環にはまっている傾向がないとは言えないんですよね。

安定した良いプログラムを提供するためにはお金がかかる
                ↓
          資金を回収する必要がある
                ↓
           受講料が安くできない
                ↓
            受講生がこなくなる
                ↓
            受講料が下がらない

と言った具合に。

みそとしては、経営者の方の苦しみも知っているので、なかなか受講料が安くならない事を悪いとは言い難い所があります。以前も受講生の方に言われたのだけど、「先生、いっぱいお給料もらっているんでしょ」って。 でも、全然いっぱいもらっていませんでした。

貧乏ではなかったけど、「こんなに給料もらっちゃって、悪いね、みんな」と言うほどもらっていなかったのです。私の教室にいたインストラクターは、少なくとも速読法の魅力を世間に伝えたいという事で、薄給の中がんばってやっていました。

そう、思ったより儲からないものなんですよ。速読教室は。

しかし、日本の今の経済状態を考えると、受講料を安くするとかなんかしてもらいたいなーとみそとしては思います。多くの受講生が集まれば、速読教室も回転率が上がり、以前より利益を上げる事が可能となるからです。

そんな事からか、現在多くの速読教室がいろいろと受講料について考慮し始めている感じがして、すごいなーと思います。新日本速読研究会さんが始めた永久会員制度とか、NBS日本速読教育連盟さんがやっている保証制度や分割払いの制度。また、関西においてローカルながらもがんばるSP速読学院さんの学生割引制度やスピード保証制度とか。はたまた、クリエイトさんがやっている予備校などへの積極的な事業展開等々。

これらなリーズナブルな値段でのプログラムの提供が、やがて速読教室の市場を拡げ、最終的には速読教室のすそ野を広げる事につながる、と私は言えると思います。

もちろん、受講料を下げる事によるデメリットというものを理解できない訳ではありません。しかし、やはり今の日本の経済状態からすると、あまりに高い受講料は良い結果を産み出さないとも思うのです。

追記 上述の速読教室以外にも、お手頃なプログラムを提供される教室はたくさんあります。そもそも受講料が安い教室か。私はきっと、これらの教室の努力が報われるものだと信じています。

追記2 もちろん、受講料を下げて、プログラムも最低というのでは、困ったものです。やはり、プログラムの質を一定に保ちながらも、内容を強化すると言う事が大切であると思います。その方が、世間にも受け入れやすいものでしょうし。




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