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速読教室の選び方




速読教室を選ぶと言う事は、極めて難しいことだと思います。何と言っても、これだけ多くの速読法が存在し、東京や大阪ならばかなり多くの種類の速読法を指導する教室が存在しています。 東京ならば、新日本速読研究会、NBS日本速読教育連盟、SRS、クリエイトさん、純粋なキム式の教室、等々、さまざまな教室が存在しています。

これらの状況の中で、いかに自分に合った教室を探すのか、これは、結構難しい問題なのかもしれません。教室に通うとすれば、かなりの金額が必要となります。最低でも数万円くらいから、上限はないに等しい状態になっています。私は運良くさほど速読教室にお金を寄付する必要性がなかったのですが、人によっては20万円とか、30万円等々大金をはたく方もいるようです。 そう、払うならば少ないに越したことがありません。消費者の立場に立ちますと、払うお金が少なく、その上速読が修得できれば一番なのです。

としますと、必然的にどうやって、コストを抑えながら、速読教室を探すことが大切になると思うのです。どうやって、自分に合った、そして自分のお財布にもあった速読教室を探すのか、この問題が一番の問題になるように、思われます。 そこで、今回は速読教室をどうやって選ぶのかについて考えたいと思います。

まず、私は最低でも次の二つのことをすべきだと思っています。

一つは、皆さんが速読教室に行こうと思う以上、2から3つの教室が出した本を読んでみる必要があると思います。 本も読まないで、速読教室を選ぶなど、お金をどぶに捨てに行くようなものです。もちろん、偶然自分が選んだ速読教室がすばらしければ、それに越したことはないのですが、偶然にかけるほど愚かな事はありません。運命は自分の手で切り拓きましょう。

本を読みますと、大体その教室がどんな速読法を提唱しているのか、そして他の本と比較することで、他の速読教室とどこが違うのかが分かると思います。つまり、他種類の教室の本を読み、比較検討する事が大切です(なお、各速読教室の方法論の違いについては、ここもよんでみてくださいね)。

そして、読み進める際に、速読教室が持っている雰囲気を感じ取って下さい。こういう感覚は、速読をする際も大切なのですが、とにかく雰囲気を感じとり、その教室が持つ雰囲気が自分に合うのか、を考えて見て下さい。

この作業をする際に気をつけて頂きたいことがあるのですが、ここで何種類か本を読むことは、知識を吸収するために読むわけではありません。あくまでも雰囲気を感じ取るために読むのです。勘違いしないようにしてみて下さいね。速読法研究家になってもしょうがないですから。

そして、気に入った教室があったならば、その本に従い少し練習をしてみるのもいいかもしれません。そこで、成果が上がるようならば、その教室に決めるのも良いですね。

次に、 本を読んで、「結構成果もあがったぜ」と思ったり、「この教室いけてるじゃん」と言うならば、その教室に行ってみるべきです。これは、速読教室の雰囲気を知るためにも有益ですし、実際言ってみるとその教室にいるインストラクターに会うことができます(もちろん、行く前にはパンフレットくらいは取り寄せて下さい)

速読を習うという事は、かなり感覚的な面に支配される要素が強いため、例えその教室の方法論がご自分に合ったものだとしても、インストラクターが合わなければ、意味がありません。嫌なインストラクターに会いに行くのは、あまり楽しい作業ではありませんし、絶対に直接会ってみる必要性があると思います。

その際いくつか自分が疑問に思っていることを質問してみるといいと思います。大体、質問をしたら嫌な顔をするようでは、インストラクターとして失格です。なぜなら、インストラクターはお客様である受講生をおもてなしする接待役でもあるのです。その最低限の仕事ができないような人間を雇っている教室を信用する事は、私にはできません。

また、速読法を修得する過程は、決してなだらかなものだとは限りません。もし、自分が数値がのびなかった場合に、質問しても良い様な人なのか、本当に頼りになる人物なのかと言う事は、極めて重要な要素となると思います。


ところで他にすることがないか、と言うと、できたらやった方がいいことがいくつかあります。

やった方がいいこととして、お試しコースの様な物を取ってみると言うことが必要になると思います。これは、先ほどのただ教室に行く以上に大切な事だと思います。その教室の指導が直接受けられる訳ですから、できるだけ、この様な機会は積極的にいかすべきだと思います。

もちろん、こういったお試しコースは営業としての側面もあるので、教室側としてもかなりお客様用に設定されている可能性がないとはいいません。 それでも、教室の雰囲気が分かるだけでなく、練習の厳しさや自分との相性もつかむことができますので、このようなお試しコースには絶対に参加するべきです。

さらに行動力のある人ならば、速読教室によっては無料講演会のようなものや、カルチャーセンターなどでかなり安い講座に参加してみましょう。

新日本速読研究会は早稲田セミナーという資格試験予備校で、低価格のクラスを設定しているようですし、クリエイトさんは予備校でクラスをお持ちのようです。また、他の教室もカルチャーセンターなどのクラスをお持ちです。

もちろん、これらの講座は本格的な速読法を修得するという観点から言いますと、ちょっと物足りないと言う虞もないわけではありませんが、本を読むスピードを上げてみたい位の軽い気持ちで参加するには悪いコースではないと思います(また、後に軽い気持ちから重い気持ちに変われば、教室受講すれば良いだけです)。

また、早稲田セミナーやカルチャーセンターなどでは、講座を開く前に、営業上の理由から公開無料講座が行われることがあります。そのような講座に参加してみるのも手だと思います。

特に、独習で速読を修得されようとしている方(SRSを使用している方も含みます)等の場合、刺激があまりになさすぎる場合があるので、気分を変えるという観点からも、このような講座は無料ですので、是非参加してみると良いのではないでしょうか。

最後にこのホームページを読んだりすると、少しだけ役に立つかもしれません(自画自賛)。でも、本当に役にたつホームページは寺田さんの所だと思います。右脳速読についての解説はすばらしく良くまとめられています。私とは見解が異なりますが、それでも特徴をよく捉えた記述であると、私は考えています。

と言うことで、これくらいやると、楽しく速読教室を探せるのでは、私は考えています。あんまり慎重になると、どこの教室に行こうか、迷ってしまいますが、「決めるときは大胆に、決めるまでは慎重に」を合い言葉にして、自分の直感を信じ、がんばって探してみて下さい。

注 速読教室のパンフレットは、全部の教室がそうだとは言いませんが、かなり悲惨なパターンが多くあります。その原因の一つは、パンフレットにいろいろな情報を入れようとしているためだと思うのです。センスが悪いと言われればそれまでなのですが、これはちょっとしょうがないなーと思って下さい。

パンフレットがお粗末でも、結構素晴らしいプログラムを持っている事が通常です。問題は、パンフレットの中身ではなく、教室の持つ方法論や経験、そしてインストラクターの力量です。




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