速読王国へに帰ります 前のページに戻ります



受験生のために

 

前回、「受験生が習うなら今がチャンスだよ」と書きましたので、少し具体的にどんな方法がいいのかなーと言うことについて考えてみたいと思います。

まず、速読教室に行かれる際に覚えておいて頂きたいことがあります。それは、速読は皆さんにとっては、受験に合格するための一手段に過ぎないという事です。つまり、速読を習っている事で、勉強している等という錯覚に陥らないでください。

ところで、不況風が激しく吹く、今日この頃、いかに安く速読法を身につけるのかは、受験生の方にとっても一大問題である様な気がします。以前、現役のインストラクターの方とも良くメールでお話ししたのだけど、これは結構深刻な問題です。

ですので、効率的に、そしていかに安く修得するのか、考えたいと思います。

方法1 一番安くすませる方法
コンピューターソフトを使用してみましょう。
これが多分今ある方法の中で、一番安くすむ方法です。なかなかいけてる方法です。
SRR等のシェアウエアは安いですし、良くできています。その上、SRRの場合、テキストデータの入れ替えができるため、自分の好きな文章を入れ、見ているだけでも勉強にはなるでしょう。
また、新日本速読研究会さんが出されている市販されたコンピューターソフトは、ちょっと見た目は悪いけど、なかなか良いソフトだと思います。確か、教室受講のただ券もついていたと思うので(間違っていたらごめんなさい)、利用してみない手はありません。

ところで、独学で速読を学ぶ場合、最低以下の本は、そろえる様にしてください。

1 新日本速読研究会の書籍 
速読トレーニング 川村明宏がおすすめです。紙媒体の教材としても、いろいろ良い物がたくさん入っています。また、この本は初期に書かれたため、川村氏の速読に対する熱い想いも分かり、楽しいです。

2 最強の速読術 斉藤英治博士
この本は、速読教室の本と言うよりも、むしろ読書の仕方に関する本だと思います。詳しくは、下の方でも書きましたので、それを読んでください。読み方を目的によって、類型化すると言うのが、斉藤先生の速読法の特徴です。


方法2 次に安くすませる方法

<教室に通う場合>  
カルチャーセンター、塾、予備校、等の講座を探しましょう。ホームページを見てみると速読教室がたくさん塾や予備校で講座を持っています。予備校とのタイアップ講座や読売カルチャーセンターや朝日カルチャーセンターのホームページを見てみましょう。やっているでしょ。講座が。 確かに、この手の講座は本格的に速読を習いたいと思った場合、少し物足りない場合があります(前も書きましたよね)。でも、もっと習いたくなれば、その教室に通えばいいだけです。受験生の場合、学習効率を上げる事と問題を速く読む事などが、速読を習う目的でしょうから、とりあえずはこういった講座でも、その目的は達成される可能性が高いと思います(教室を選ぶ際は、ここを参考にしてみてください)。

また、この方法を使用し、更にSRRを使用するというパターンがみそとしては一番のお勧めです。
基本的にSRRは、大枠では大抵の速読教室の持つ方法論と鋭角的に対立する要素がありません(ないことは、実はないのだけど)。  
特に、速読を習いはじめて、最初に問題となる音読をやめるという作業を行うのですが、その対策に優れた練習がかなり多く、あのソフトには入っています(近い内に、SRRの特色をいかして、他の教室に通いながら使用する場合、みそならどんな風にSRRを使用するかについて文章化したいと思っています。もちろん、寺田さんたちの著作権の問題もあるので、どこまで書けるか分からないところもあるのだけど。それに、寺田さんたちが今プログラムの開発を行っているので、私が書く必要性はないかもしれないし)。  
また、このソフトを自習用のソフトとして位置づけ、自宅で練習するにも持ってこいです。例えば、眼の動かし方等は紙媒体だけではなかなか最初はイメージが掴みにいですが、ソフトを使用することでイメージは随分掴みやすくなります。そこで、せっせと練習するのです。  
更に、動態視力を上げる事に熱心な教室の講座を選ばれた場合、コンピューターソフトを使用するメリットは更にあがることでしょう。  

ところで、もう少しお金に余裕があったら、斉藤先生の本も合わせて買いましょう。訓練部分は読まなくても構いませんが、本により、読み方を変えると言う話しや、読書習慣をいかに確立したらよいのか、についての話しは読んでみると参考になると思います。 


<通信教育の場合>
個人的に、最近私が興味を持っているのは、斉藤先生の方法論です(ただ、教材を購入していないので、ちょっと不確定要素が大きい)。今回、斉藤先生がお書きになられた本を読み返してみたのですが、ちょっと韓国系の速読法に馴染んでいる私にとっては、受け入れがたい要素もないわけではないのですが、そのコンセプトは面白い物でした。
健康能率研究所のホームページをアクセスしていただくと、分かるのですが、値段もかなり手頃な物となっています。  

ところで、本を読む限り斉藤先生の速読法の特色は、韓国系速読法を批判的に摂取しているだけでなく、本を読む目的によって、読み方を変えていく事に、その特徴があります。そのため、かなり他の速読教室とは異質さを、感じないわけではありませんが、視野を拡げるという訓練を一定後景化する事が可能であるため、短期で速読を修得しようとした場合、良い方法なのではないかと私は思います。  

また、斉藤先生の通信教育を選択した上で、SRR等のソフトを使用したりすると効果は倍増でしょう。やはり、紙媒体ではわかりにくい所があることは事実ですし、同じ教材を使っていると飽きてくるというのも、また事実です。それを回避するためにも、合わせて使用する事が望ましいと思います。


3 やっぱり、本格的に習いたい場合。
一番、お金はかかるかもしれないけど、楽しい方法ではあります。やはり、教室に通うのが速読の醍醐味を知るという上では、ベストの方法でしょう。

ところで、教室なのですが、どこがいいかですよね。

教室探しの具体的な方法は、以前も述べたので、そこを見ていただくとして、じゃあ、お薦めの教室はと言う質問がありましたので、その点についてお答えしたいと思います。

やはり、知名度から言っても、歴史から言っても、NBS日本速読教育連盟か栗田先生が率いるSRSでしょう。この両校は、実績もありますし、歴史もあります。もちろん、人によって合う、合わないがあると思いますので、本を読んで確認した上で、教室に直接行ってみたほうが良いことは、今更言うまでもありませんよね。

また、ちょっと違った角度から、面白いのが、新日本速読研究会とクリエイトさんだと思います。新日本速読研究会は、全国的にそのネットを張り巡らしているだけではなく、歴史も古く、資格試験予備校や塾などとも提携を熱心に行っている速読教室です(実績ももちろんあります。なければ、この世の中に存在していないでしょう)。
これに対し、クリエイトさんはちょっと詳しい内容までは分からないのだけど、大学受験や司法試験などの受験生に対して、熱心な指導を行っている教室の様です(ホームページで受講生よりの謝辞がありました)。

他にも、SP速読学院さん(詳しいことが本が出版されていないため、今の所確認が取れていません、各自本を見て研究しましょう)や基本に忠実な日本速読・記憶セミナーさん等、多くの速読教室が存在しています。

予算や時間などと良く相談して、教室を探してみてください。




またまた、一般的な話しじゃないかと言われてしまいそうですね。でも、自分だったらどれを選ぶと言われると、困ってしまう所があります。私は読書マニアだからです。


それでも、受験という目的に局限し、速読を習うと言うならば、多分2か1の方法をみそは選択すると思います。





目次に戻ります 前のページに戻ります もっと読んでみたい
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送