この文書は、私(タント)の脳みそサーバーのBBS内における、 みそさんに寄せた速読の訓練に関する質問、および、 それに対する、みそさんからのチャットでの回答を、サーバー内でどのようなやりとりがされているかを知っていただくためのサンプルとして、公開するものです。
これは、みそさんが私の訓練状況を見て、今の私に相応しい訓練方法をしめしてくれたもので、 速読の訓練をしている人、全員に対して有効なアドバイスではないことをご了承ください。
また一部伏字となっていますが、何が書かれていたのかという御質問にはお答えできません。


BBSでの質問
お世話になってます。タントです。

実は先日御指導いただいた「緩やかな波を描くように目を動かす」
ということについてなんですが、目を動かすこと自体は大分うまく
いくようになったんですが、どうも理解度がおちてしまっています。
これはまだ完全に目の動かし方をマスターしていないからなんでしょうか?
このままきれいに動かすことに重点をおいた訓練を続けていれば、
それの上達に伴うかたちで理解度もあがると考えていいものなんでしょうか?
文字が目に飛び込んでくる感覚は、結構、楽しめているので、このまま目を
きれいに動かす訓練を続けてれば大丈夫なように思うんですが、
もし違ったら御指摘をいただきたいと思います。

よろしくお願いします。

補足です。

ページ全体を眺め、かつ、緩やかな波を描くように動かすと理解度が落ちる
と書きましたが、波をゆっくり動かすとある程度の理解度が保てます。
しかし、ゆっくり動かしていると、波がぶれてしまい、きれいに描けなくなってしまいます。
こういう場合、ゆっくり動かしつつも、理解度を保つことを重視し、きれいに動かす
ことは次にまわすべきなのか、それともきれいに動かすことを優先し、理解度はきれいに
動かす訓練の中であげていく、としたほうがいいのでしょうか。

御教授いただければ幸いです。

CHATでの回答

tant: こんばんはー。

miso: こんばんは。掲示板見ました。

tant: どうですかね?

miso: やり方は、基本的に合っていると思います。

tant: はい。

miso: で、お聞きしたいのですが、たんとさんはいわゆる複数行読みをしているのですか。

tant: というかですね。ちょっと説明しずらいんですが、

tant: ぱっと複数行を見て、目に飛び込んできた文字を順番に理解していく。。という感じですかねぇ。

miso: ●●●の読み方に近いと言う事なんですか?

miso: ちょっと、違う様な気がするのですが。

tant: はい、ちょっと違いますねぇ。

miso: 基本的に、私はスピードを重視して良いと思います。

miso: と言うか、目の動かし方を定着させた方が良い様な気がします。

tant: はい。

miso: で、次にスピードを落としても目の動かし方を安定させていく事の問題のような気がします。

tant: なるほど。。。

miso: ただ、実際問題からしますと、スピードを落とし目の動かし方を安定させるのは、難しいんですよね。

miso: そこで、

miso: そこでじゃなくて、他にどんな練習をされています?

miso: 視点移動以外に?

tant: ●●●のページめくり訓練だけです。

tant: あの速くめくるやつです。

miso: 徐々にゆっくりにしていく練習はしていますか。

tant: いえ、徐々に速くする訓練だけです。

tant: 徐々にゆっくりにする訓練をしないのがいけないんでしょうか?

miso: いけないと言う事もないのですが、それだと高速道路から一般道へとならないと思うのですが。

tant: 具体的には?

miso: ●●●のページめくりは、●●●●●と同じで、錯覚の積み上げなのです。

tant: はい。

miso: つまり、速い物を見た後で、少し遅い物を見ると、そのギャップで、すごくゆっくりに見えると言う

miso: 錯覚を積み上げていく所に特色があります。

miso: ただし、視点移動と言う観点から言うと、

miso: 最初から速くするのは、実はうまいやり方ではないのです。

tant: はい。

miso: そこで、最初は徐々にスピードを積み上げ、

miso: 一定のスピードで固定し、

miso: 一定のスピードとは、自分が見える限界となります。

tant: はい。

miso: そして、今度は徐々にスピードを落とします。

tant: はい。

miso: そして、今度は自分が何となく意味が分かるスピードで固定します。

tant: なんとなく、でいいんですか?

miso: なんとなくです。

tant: わかりました。

miso: このスピードが多分一番目がきれいに動いているスピードだと思います。

tant: はい。

miso: そして、計測へとなだれ込むと、以前より数値が上がると思います。

miso: 後、集中訓練見たいのはやられないのですか。

tant: やりません。

miso: でも、確かリラックスした状態には入れるんですよね。

tant: はい、できます。

miso: 自己暗示をかけるのはできますか。

tant: 得意ではないですが、できます。

tant: 変な言い方ですが。

miso: だったら、計測前や読書前には、リラックス+自己暗示をかけるようにして下さい。

tant: わかりました。やってみます。

miso: 後、訓練の最初と最後にも。

tant: はい。

miso: それから、計測ってやっていますか。

tant: 全然やってません。

miso: できたらやるようにしたら良いと思います。

miso: 進歩の度合いが分からないので、面白くありません。

tant: ううん。。。

miso: ただ、1分間で計測するのは、やめた方がいいと思います。

miso: さほど意味がありませんから、一分の計測では。

tant: どれくらいやればいいのですか?

miso: 最低、三分。できたら、五分。

tant: わかりました。

tant: ここまできたらなんでもやってみます。

miso: 計測するなら、同じ本を使っても良いし、違う本を使っても良いです。

tant: わかりました。

tant: 同じ文章でやると言うのはどうですか?

miso: 同じ文章でも良いですが、

miso: 自分が不安になると言う事はありませんか。

tant: ありますね。

miso: 同じ文章を使っても良いし、違う文章を使っても良い様な気がします。

tant: 他には何か注意点はありますか?

miso: やる前には、必ずページめくりをした方が良いと思います。

tant: 遅く、速く、ですね。

miso: はい。

tant: わかりました。

miso: そして、最後きれいに見える程度で固定と。

miso: 後、きれいに見えるスピードもはかると良いと思います。

tant: わかりました。

miso: きれいに見えるスピードは、読めるスピードの2倍以上になっているとおもいます。

tant: はい。

miso: もし、この数値がずれているとすると、何らかの問題が生じていることになります。

tant: じゃあ、二つとも計測した方がいいということですね。

miso: はい、そうです。見える方は、三分から

miso: 一分くらいでいいです。

miso: 疲れますから。

tant: わかりました。

miso: 後、選ぶ本は、ルビの少ない物がいいと思います。児童書はやめましょう。

tant: はい。ふつうの文庫本を使用します。

miso: ただ、文庫本の場合、行間があまり詰まっていない物を選んで下さい。

tant: え?そうなんですか?

miso: 行間が詰まっている方が、読みにくいのです。

tant: 今はルソーのエミールを使っているのですが、かなりつまっています。

tant: やめたほうがよいですね。

miso: エミールは、やめましょう。私も好きな本ですが、読む気力を失います。

tant: 文字の大きさは大きい方がいいですか?

miso: 頭が悪いと思われない程度の大きさが良いと思います。

tant: はは、わかりました。

miso: と言うか、あまり大きいと大きいで、今度は逆に読みにくくなります。

miso: 岩波でも、古い本を選ぶと、活字がつぶれていたりして、読みにくいですし、

miso: 最近出版された物を選ばれた方が良いと思います。

tant: そうですね。大きさとしては齋藤先生の「最強の速読術」がやりやすいです。

miso: あれは、本当に読みやすくできていますね。

tant: あれくらいでいいですよね?

miso: はい。あれくらいでいいと思います。

tant: わかりました。

miso: と、こんな感じでいかがですか。

tant: ありがとうございました。参考になりました。

miso: あ、それから、

tant: はい。

miso: 分速一万字を見えるスピードが越え、かつ読む方も一万字弱ならば、

miso: 多読の世界に突入する事も手だと思います。

tant: 読みまくる?

miso: はい。

miso: ページめくり、読む。ページめくり、読むを繰り返します。

tant: 目をならすということですか?

miso: それもあるのですが、いわゆる速読脳の完成を急げと言う段階ですので、

miso: 後は体力勝負かなーと個人的には思います。

tant: わかりました。

tant: 試してみます。

以上



Copyright 2002 tant & miso All Rights Reserved.
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送